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久賀島ブログ!

久賀島は、長崎県五島列島にある馬蹄形の美しい島です。 やぶ椿が島中に繁茂し、季節になると凛とした美しい花を咲かせ 島中を赤く彩ります。 一夜にして沈んだといわれる高麗島伝説や鬼伝説など、 伝説・伝承 の多い島でもあります。
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久賀島は、長崎県五島列島にある馬蹄形の美しい島です。人口約600人の小さな島ですが、 現在ボランティア活動が盛んで、 島作りのために島民が頑張っています。

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>>久賀島<<
蕨町・高麗島伝説
・・・伝説を歩く・・・
昔、蕨を去ること北へ海上15里のところに高麗島という一小島がありました。





その島には、小さなお地蔵さまが祀られていました。
一人の信心深いおじいさんがいて、毎日お参りを欠かしたことはありませんでした。
ある夜、そのお地蔵さまが夢枕にたって、「私の顔が赤くなったら一大事変が起こるので、その時は島を逃れ出るように」と告げました。
おじいさんは驚き、島の人々に、そのことを伝えて回りました。
しかし、同じ島の中の心よからぬ人が「そのようなことがあるものか」と、ある夜、ひそかに悪戯にお地蔵様の顔を赤く塗ってしまいました。
島の人たちは、これを見て驚き舟を用意して、取るものもとりあえず島を逃れ出ました。
悪戯をした人たちは、皆が慌てる様子を見て嘲り笑い、逃げ行く人たちを見送りました。
島を逃れた人たちが、数丁いったところで振り返ると忽然として、島は海中に没してしまい島はあとかたもありませんでした。
逃れ出た人たちは、夜も昼も波に揺られ続けました。





そして、やっと島影を見つけることができ最後の力を振り絞って、陸へと舟をこぎました。





そして、今の大野の浜に、やっとの思いでたどり着きました。
大事なお地蔵さまも一緒に。



大野では、宮田というところにお地蔵様を安置し、その近辺に居住 しました。
その当時、高麗島から来た人たちが使った水は、「高麗水(コーライミン)」と呼ばれています。
高麗水は、内幸泊の道路の下の竹やぶの中にあります。

[写真:場所を確認する高橋大輔氏]
場所を確認する高橋大輔氏



その後、人々はこの土地に不便を感じ、今の蕨町に移り住みました。
その子孫は、主として蕨の上の町に住むことになりました。



お地蔵様は、その後宮田から今の蕨の大師堂の側に移しました。
今では、60歳以上の女性たちが「みもり」と言って、毎月交代でお大師堂と高麗地蔵を大切にお祀りしています。





高麗島があったという場所は、「コーライゾネ」と呼ばれ、昔は陶器類を釣り上げた人がいたそうです。
この高麗島伝説について 興味を持たれた探検家であり作家の高橋大輔氏が久賀島を訪れたことを機に、高麗曽根に行くことに。
高麗島から逃れ出た人たちがたどり着いた大野浜から出発しました。





久賀島を離れてしばらく行くと、何もなく、ただ海が広がっているだけに・・・7。
1時間ほど経過したころ、突然海底から広い瀬が浮き上がってきたように見えました。
それは、まさに島が浮き上がってきたように見え、みんな興奮して海を眺めました



手に取るように、はっきり見える海底。
感動、ただ感動。
高麗島は、あったとかなかったとか、そのようなことはどうでもいいような高麗曽根の力でした。





高橋大輔氏と若者が 、あまりの感動に海に飛び込み泳ぎ始めました。
できれば私も飛び込みたいくらいの感動でした。



高麗曽根を去る時に、蕨の高麗島から来た子孫という人の依頼で、花を一輪海に手向けました。



大野には、「蕨の神社」という字名があり祠があります。



また、高麗水のある場所の近くには、いつの頃のものか、また誰のものか分からないお墓が、数基あります。
伝説の場所には、それぞれ何かがあります。
これからも、調べていこうと思います。

| hisakajima | 最近の久賀島 | 02:17 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
坂谷さん今晩は、高麗島おもしろいですね。興味深く見てます。写真も良い感じで凄く綺麗です。
| りのんばぁば | 2017/07/18 9:40 PM |
りのんばぁばさま

ありがとうございます。
少しづつ、久賀島の民話なども写真入りでご紹介しようと思っています。
これからも、よろしくお願いしますね。
| 坂谷伸子 | 2017/07/19 7:38 PM |
子どもたちも学校で「赤地蔵」の民話を習い、実際にこのお地蔵様を見に行ったようです。お話だけでなく、実際に体験できるというのは貴重ですね。みんな、お地蔵様が真っ赤でないことに驚いたようです。
| 西岡 | 2017/07/20 7:34 AM |
西岡 様

すでに長い年月がたっていますから、色は落ちてしまっているんだと思いますよ。
お地蔵様の置物も、昔は青かったようですが(ずっと以前の写真の一部が青でした)、今では色はついていません。
民話の足跡をたどると面白いです。
| 坂谷伸子 | 2017/07/20 9:10 AM |
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