・・・・展望台&蕨町のお墓参り・・・・
晴れやかな元日をお迎えのことと存じます。
今年も、素晴らしい一年となりますようにお祈り申し上げます。
島民が平成14年から造り始め、コツコツと手入れを続けている「折紙展望台」へ行ってきました。
風が強く吹き飛ばされそうになりました。
まず蕨町の風景です。
小さな島は、「蕨小島」といいます。
昨夜、ひょっこりひょうたん島が紅白歌合戦ででてきました。
(若い方は分からないかもしれませんね)
蕨小島の形は、そのひょうたん島にそっくりですよ。
ずっと向こうに見えるのは、奈留島です。
久賀湾の入り口です。
折紙という集落がありますが、もともとの折紙集落の皆さんはいらっしゃいません。
新しく一家族が住んでいます。
久賀湾です。
車エビの養殖場があります。
風がない早朝は、海面が鏡のようになり、山や空が写り、とっても綺麗です。
これから、牡蠣打ちの季節にもなりますが、昨年は寒い日が少なかったので牡蠣が太っているか心配です。
以前、「よか産品をつくる会」で、長崎、福岡などに、かまぼこや牡蠣を販売しに行ったことがあります。
牡蠣は、お客様が待ち構えていて、すぐに売り切れになりました。
そういえば、東京の代々木公園にも行きました。
五島へ戻ってからも、地下鉄の音が耳に残っていたことを思い出します。
建設会社が道路工事をした時に、余っているアスファルトをいただいて、皆で敷き詰めた道路です。
素人が工事をしたので、ところどころ割れたりしていますが、それも又、島民の誇りです。
公的な援助は何も受けていませんよ。
蕨町は、元日に初詣を済ませたあとにお墓参りに行きます。
お赤飯と水をもって、自分の家のお墓や、親戚などのお墓参りをするんです。
カラスも知っているのか、電信柱の上に止まって見ています。
「ご先祖様、一緒にお正月をお祝いしましょう」という気持ちからでた風習だと思います。
男の子がいる時には、朝早く各家の玄関を開けて回る風習がありました。
「明けましておめでとうございます」という声を聞き、誰かを覚えておいて二日にお年玉を渡します。
そのお年玉は「ヒュービッセン」とか「ヒョービッセン」と言われていました。
玄関を開けてもらって初めて、外に出ることができましたが、今では子供がいないので、その風習もなくなりました。
寂しいですね。
六地蔵様です。
年末に前掛けも新しく代えています。
六地蔵様の横に、五輪の塔の一部をつかったお地蔵様があります。
今年は、誰がかぶせたのか笠がかぶせてありました。
これで雨が防げますね。
良かったですね。
皆様、今年も「久賀島」を宜しくお願いします。